7月, 2011年

萌えアニメ関連グッズ

2011-07-29

萌えアニメは、関連グッズの売り上げがかなりの利益をもたらすといわれています。書籍関連、フィギュア、DVD、CD、ゲームなど、人気の萌えアニメはキャラクターグッズを中心に大ヒットを記録することが珍しくありません。特にDVDに関しては、毎週のように萌えアニメが売り上げランキングの上位に登場する状態が続いており、今や映画を上回る勢いで市場を拡大しているようですね。ブルーレイディスクの普及はアニメの売り上げ如何だという意見すらあります。
ゲームについても最近は萌え系の作品が多く、ダウンロードコンテンツの売り上げなどがかなりの利益をあげています。アニメのみならず、ゲームから商品展開する例も多く、中には萌えアニメ以上の人気を誇る作品もあるようです。
商品化という意味においては、同人誌も関連商品として挙げることができるでしょう。同人誌の数を見ればそのアニメの人気が分かる、といわれるほど両者は密接な関係にあって、特に萌えアニメの視聴者層と同人誌の読者層はきれいにオーバーラップしているといわれています。
最近では、アニメ関連のCDも記録的な売り上げを記録するようになっています。特に、作中でキャラクターを演じる声優の歌う曲はオタク達の間で絶大な人気を誇っており、ツアーでは数万人というファンが押し寄せ、世間の注目を集めました。一部には、こうした人気を社会現象として報道するメディアもあり、あらためて萌え文化の流行を示す結果となったようです。

萌えアニメの人気

2011-07-29

萌えアニメはセクシー路線に走る作品が大半ですが、中にはあえて過剰な演出を避けている作品もあります。かといって、視聴者としてはあくまでもオタク層を想定しているので、萌えの要素がないわけではありません。あえて「出し惜しみ」的な演出をすることで、視聴者の飢餓感を煽っている、そんな作品も多いのです。
ただ、中には子供向けに製作されたアニメが、期せずして萌えアニメとしての需要を獲得するケースもあります。その要因は主にキャラの魅力にあるようで、オタク達の間では「キャラ萌え」という言葉も盛んに口にされています。アニメによってはターゲットとする視聴者として、子ども、オタクの両方を想定し、いわば「一石二鳥」を狙う作品もあります。事実、低年齢層に受けるアニメでありながら、萌えアニメとしての要素も兼ね備えている、そんな作品は少なくありません。たとえセクシーなシーンが全くなくても、キャラに魅力さえあれば、十分に萌えアニメとして成立するわけですね。一般の人々は、「子供向けのアニメにいい大人が夢中になって…」とオタクを白い目で見ることも多いのですが、実は、製作者サイドでもあらかじめそうした需要を想定して作品化しているわけです。
さらにキャラクターグッズなどの売り上げを考えた時、萌えアニメの影には、あざといほどのマーケティングを見て取ることができます。アニメは子どもの娯楽、という常識が通用しなくなって久しい日本においては、特にこの傾向が顕著なようです。

女性向け萌えアニメ

2011-07-29

萌えアニメは男性向けの作品ばかりではありません。女性向けの萌えアニメ、いわゆる「やおい」テイストのものや「少女マンガ」風のアニメも高い人気を誇っています。女性向けアニメの特徴としては、男性同士の恋愛を描くという独自の文化、世界観が挙げられます。とはいっても、作中でキャラクター同士が恋愛関係になるわけではなく、その関係性はあくまでオタクたちの「妄想」の産物として、二次創作されるケースが大半です。
女性のオタク達は「腐女子」と呼ばれ、男性キャラのカップリングに持論を持っている人々が少なくありません。彼女達によって、男性キャラの属性は「攻め」と「受け」に大きく二分され、どのようなカップリングが理想か、どちらが攻めでどちらが受けになるべきか、あくなき論争が繰り広げられています。女性向けの萌えアニメについても、やはり男性向け作品と同じくキャラ人気が重要で、それぞれに明確な属性が付与される傾向にあります。
男性向け作品と比較すると、世界観もより濃厚なデフォルメが施され、現実世界とは全く異なった人物描写、台詞回し、恋愛関係が強調される傾向にあるようです。女性オタク達は一般アニメの中に萌えの要素を見出すのも得意で、男性からすれば想像もつかないようなところに恋愛感情を妄想したりします。メディアミックスに関しては、なんといってもノベライズが盛んで、書店によっては腐女子向けの特設コーナーを設けているところもあります。

萌えアニメは声優が命!

2011-07-29

萌えアニメの一大要素としては、声優人気を挙げることができます。最近ではアイドル並の人気を誇る声優も多く、オタク達の中には、熱烈なファンとしてアニメキャラクターとともに(あるいはそれ以上に)声優に対して人並みならぬ情熱を注いでいるケースが珍しくありません。キャラ人気が先か、声優人気が先か、といえばこれは両方あるようで、人気キャラを演じることで一気にブレイクする声優もいれば、人気声優が演じるがゆえにオタク達に支持されるキャラクターもいます。声優の中には、歌手として活動している例も多く、CDの売り上げがチャートのトップにランクインするような人気歌手兼声優もいます。
萌えアニメのキャラクターには特徴的な声色、喋り方があって、そのスタイルは「アニメ声」として、キャラクターの造詣とともにオタク達のツボを刺激するようです。ただ、キャラクターによってそのスタイルは大きく異なり、メイドキャラや眼鏡キャラに代表されるような大人しく上品な台詞回しもあれば、戦う女性キャラによく見られる勝気で粗雑な印象の喋り方もあります。様々なアニメ声にそれぞれ需要があって、萌えアニメを構成する重要なポイントとして製作サイドも気を回しています。
女性オタク達の間ではやはり男性声優が強い人気を誇っていて、ドラマCDが量産されています。ネット上には声優のファンサイトも無数に存在し、一方では、芸能人に引けを取らないアクセス数を記録する本人公式ブログなども大変な盛況ぶりです。

萌えアニメの基礎知識

2011-07-29

萌えアニメのクオリティは、キャラクターデザインにかかっているといっても過言ではありません。萌えの要素を左右するのはキャラの外見によるところが大きいので、アニメの中でも最もデザインの最も洗練されているジャンルは萌えアニメだといわれています。オタク達の間で、外見と同じくらい重視されるのがキャラクターの性格です。萌えアニメには個性的な性格の持ち主が多く、「キャラがかぶっている」ということはほとんどないようです。
キャラの造詣が重視される反面、シナリオやプロットはどこかで見たような二番煎じに甘んじる作品も見受けられます。萌えアニメには、ある程度「こうすればヒットする」セオリーのようなものが確立されているので、製作サイドとしては安全策を取ってついありがちな内容に走ってしまうようですね。しかし、だからといってオリジナリティがないわけではなく、時にはキャラの強烈な個性が物語を引っ張っていくことになります。ある意味、オタク達は予定調和の中でキャラがどれだけ自分の持ち味を発揮できるか、その点を楽しんでいる面もあるでしょう。
しかし、奇をてらってキャラに想定外の行動をさせたりすると、キャラが破綻しているとしてアニメーターのブログが炎上することも。オタクはキャラへの愛情が深い分だけ直情的になりやすいので、製作サイドは常にネット上の動向(視聴者の意見)に目を光らせているようです。萌えアニメには、大衆向け作品ならではの難しさがあるわけですね。

萌えアニメは18禁?

2011-07-29

萌えアニメというジャンルについては、明確な線引きが存在するわけではないようです。場合によっては18歳未満が鑑賞できないようなエロアニメを萌えアニメに分類するオタクもいますし、一般的なアニメでも、萌えの要素が少し感知されることで萌えアニメにカテゴライズされる可能性を有しています。つまり、世間の扱いはどうあれ、視聴者が萌えれば主観的にそのアニメは「萌え」の烙印を押される、ということになるわけですね。
ただ、中には作り手の側が明らかに萌えの要素を作品に持ち込みむ場合もあります。あらかじめオタク層を視聴者として想定し、グッズ展開やメディアミックスなどの市場も考慮したうえで作品を制作するわけです。
さらに微妙な立ち位置としては、娯楽作品としての体裁(緻密なストーリーやシリアスな場面展開)を保ちつつ、なおかつキャラクターの魅力によって萌えの要素を併せ持つアニメもあります。一般に、萌え作品に関しては「ストーリーは二の次」という扱いがなされますが、製作者の側で一流のエンタメ、芸術作品を意図し、作品の内容が高い水準を有していても、「期せずして萌える」アニメというのは少なくないのです。その例は、同人作品の中に見て取ることができます。国民的な人気を誇るアニメ、大人向けの難解なアニメにすらオタク達は萌えるわけで、狭義においてはそれらも萌えるアニメに他なりません。むしろ、誰も萌えないキャラクターを見つけ出すことの方が、現在では難しいといえるかもしれません。

萌えアニメの特徴

2011-07-29

萌えアニメというと、成人向けのエロアニメを連想される方が多いようですが、基本的に萌えアニメの中には性描写が含まれていません。セクシーなシーンが多い作品もありますが、胸が軽く露出する程度で、視聴年齢が制限されるアニメはほとんどないようです。むしろ萌えアニメの魅力は、シリアスなシーンとサービスカットの絶妙なバランスにあると言っても過言ではありません。
よく見られるタイプの作品としては、ヒロインが戦闘シーンなどで活躍する一方で、1話に数回、お色気のあるシーンを挿入する、といった構成のアニメが挙げられます。こうしたアニメは視聴者層がごく限られているので、いわゆる「お約束」に忠実で、例えば入浴シーンで局部を隠す湯煙や、戦闘の過程で破れていく衣服、変身シーンのきわどいカットなどがお馴染みのフォーマットとして登場します。
エロアニメとの境界線はどこにあるのかといえば、先ほども言ったように性描写の有無が決め手になります。中には明らかに性的な演出を意識したシーンが含まれている萌え系アニメも存在しますが、あくまで視聴者に「連想」させる程度の描写にとどまり、露骨に描かれることはありません。
エロアニメなどと比較すると有名な声優が配役されることも多く、その点がまた人気の一因となっているようです。テレビでは深夜帯に放送される作品が大半で、きわどいシーンが多い作品については、ケーブルテレビなどで地域限定で放送されるケースもあります。

萌えアニメと女性キャラ

2011-07-29

萌えアニメの大きな特徴としては、女性キャラが多い点が挙げられます。作品によっては、主要キャラだけでも10人以上の女性キャラが登場する場合も少なくありません。主人公は女性キャラ、敵も女性キャラ、一話限定のゲストも女性キャラ…明らかにキャラ人気の確立を狙っている作品が多いため、オタク以外の人々から見るとかなり奇異な構成に見えるようです。
対して、男性キャラはいい加減に扱われることが多く、人物描写もどこか平板です。よくあるパターンとしては、どこにでもいるような普通の男性キャラ(もしくは駄目な男キャラ)が、なぜか美少女達にモテるという、ハーレム状態を演出する作品が散見されます。
萌えアニメの人気はキャラクターの魅力にかかっているといっても過言ではなく、シナリオやストーリーはあくまでオマケ程度、といった作品も多いようです。キャラがいかに活躍するか、といった点に重点が置かれ、しばしば荒唐無稽なストーリーも当たり前のように展開されます。恋愛の要素を絡める場合は、シリーズを通して恋が成就するケースは稀で、思わせぶりなシーンが繰り返し描かれます。萌えアニメはバランスが命。男女のキャラは付かず離れずという絶妙な距離感を保ちながら、常に複数のキャラクターが淡い恋愛感情を抱いている、そんな関係性が「お約束」のパターンとして描かれるわけです。オタク達がキャラに寄せる想いは凄まじく、時にはキャラクターのイメージを損ねるような演出をした漫画家やアニメーターに対して、苦情が殺到する例もあるようです。

萌えアニメのDVD

2011-07-29

萌えアニメの中には自主規制を施している作品も少なくありません。例えば、テレビ放送されるアニメに関しては、たとえ深夜帯であっても胸の露出が自主的にカットされます。カットされたシーン、映像に関しては、後日DVDなどで発売される際に「完全版」、「ディレクターズカット版」といった形で、無修正のものが販売されるケースが多いようです。製作者サイドとしては、きわどいシーンを付加価値とすることで、テレビですでにアニメを視聴しているオタクたちにもDVDを買わせようとする意図があるわけです。
DVDによっては「特典映像」など、ある種のオマケをセットにして販売される場合もあります。通販サイトオリジナルのキャラクターグッズ(ポスターやドラマCDなど)が製作されることもあり、ものによってはプレミア価値がついて価格が高騰する例もあるようですね。アニメにとどまらず、ゲームソフトなども中古市場の人気を警戒して、「予約特典」をセット販売する例が増えています。特に萌えアニメなどに関しては、ある種のコレクター人気が生じやすいため、特典のセット販売はかなりの売り上げ効果をあげているといわれています。
一方、最近はDVDのみならずCDの売り上げも好調で、特に声優の歌う曲はCDチャートで上位にランクインすることがあるほど人気を博しています。萌えアニメの人気は、声優の人気が大きく左右するといわれていて、今やアイドル並の知名度を誇る声優も少なくありません。

萌えアニメのキャラクター人気

2011-07-29

萌えアニメは一般的なアニメのように、漫画が原作となるケースが少ないようです。逆にアニメが漫画化されるケースも多く、さらにはライトノベルなど小説化される作品も少なくありません。しかし、萌えアニメと最も相性のよい媒体は、やはり同人誌ということになるでしょう。例えば、アニメそのものは人気がいまひとつでも、同人誌化されることによって作品が再評価されるケースもあります。今や萌えアニメの人気は同人誌が支えているといっても過言ではないかもしれません。中には、年間数百冊単位で
同人誌が出版される作品もあります。
同人の世界では、アニメの人気キャラが必ずしも主人公になるとは限らず、脇役に思わぬ需要が生じるケースがあります。一度、オタク達の間でそうした脇役人気が高まると、その需要を当て込んだアニメの制作会社が、スピンオフ作品としてそのキャラにスポットライトを当てた「番外編」を製作するケースもあるようです。これはゲームや漫画など、様々な媒体で見られる現象であり、今や同人人気は市場調査の際の一大ファクターとして評価されているようですね。
萌えアニメにおいては、どのキャラにどの程度のファンが付くのか、製作者サイドでも厳密な予測は不可能です。そのことを考えるにつけても、同人におけるキャラ人気は一つの指標として、大いに参考になることでしょう。今やネット掲示板やSNSサイトでも人気調査が行なわれているといいますから、アイドルの「総選挙」が注目を集めるのも風潮として何となく分かるような気がしますね。

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