二次元と同人

2011-07-27

二次元作品は今や世界的な産業として注目されています。広義においては、大作CG映画なども二次元作品に含めることができるでしょう。日本発の漫画やアニメ、ゲームについては、今更その人気について語るまでもありません。ただし、日本特異の二次元の文化として、同人作品は非常に興味深い存在といえます。
特にポルノグラフィにおける普及は一大ムーヴメントともいえる程で、今やその市場はメーカー製のエロゲ、出版社のエロ漫画を凌駕しています。二次元作品から始まった同人活動は今や小説の分野にまで波及し、ライトノベルの形でアニメや漫画キャラクターの恋愛(あるいは性描写)が小説化されるまでになっています。
かつて、同人活動といえば、同じ趣味や嗜好を持った人々の創作活動を指す言葉でした。それが今では、「性的な描写を含んだ二次創作」という意味に語義が変化した感さえあります。ネット上では特にこの傾向が顕著で、「同人」というワードを検索すると、ヒットするサイトの大半が同人誌(漫画)に関係するホームページです。海外のサイトにおいてもDoujinを検索すると日本製の同人誌を簡単に見つけることができます。今やDoujinは、国際的な標準語として定着していると言っても過言ではなく、海外のオタクにはHentai(エロ漫画)と同じく、そのままの形で通用するワードとなっています。同人の人気が二次元作品全体のクオリティを底上げしている、という点を見ても、そこにはやはり日本の独自性を見出すことができます。

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