二次元とオタク

2011-07-27

最近、「俺は一生を二次元に捧げる!」と宣言して、現実の恋愛と決別した生活を送る若者が増えているそうです。オタク達の中にはこのような形で、三次元(現実)と二次元を対立する世界としてモデル化する思考が一般化しています。現実で上手くいっている、成功している人々は「リア充」と呼ばれ、嫉妬の意味を交え揶揄されることもあります。
一方、欧米では二次元やリアル、ネット上の世界の対立軸を明確にすることはありません。例えば、ネット上の交流とリアルなコミュニケーションは、あくまで地続きのものとして捉えられており、日本ほどネット上の匿名性にこだわるユーザーも多くないようです。彼らの多くはSNSサイトなどで本名、顔写真を公開していますし、自分の身元をオープンにした上でコミュニケーションを図ることに抵抗がないように見えます。
日本においては、ネット上で別の人格やキャラクターを演じるユーザーも多く、原則として個人情報は全て秘匿されます。中には複数のキャラクターを器用に使い分けているユーザーもいて、男性が女性のフリをする「ネカマ」行為も頻発しています。ただ、オタク達は自分の趣味に関する事柄については、必ずしも匿名性の影に身を潜めてはいません。アイドルの握手会やイベントなどには非常に積極的にコミットしますし、同人イベントなども大盛況です。鉄道オタクなどは別にして、かつては「オタクの趣味は隠すのが当たり前」という時代がありました。今後は日本でもオープンな交流が活発化していくかもしれませんね。

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